company 運営会社概要
企業情報
企業名
株式会社未来宝飾
グループ会社
株式会社アプローズ(https://j-applause.co.jp/)
代表者名
⾜⽴ 宏⼀
所在地
〒542-0081 大阪市中央区南船場2-6-28 ユタカビル8階
設⽴
2021年2⽉
資本⾦
10,000,000円
事業内容
宝飾業界専門プラットフォーム事業、貴金属リユース買取事業
古物商許可番号
大阪府公安委員会 第62111R061002号
交付:令和6年4月25日
営業時間
10:00〜17:00(定休⽇)
未来宝飾MARKETの運営にあたって
私がこの業界に入ったのは1988年でした。当時はバブル景気のピークを迎えその後崩壊へと言う時期では有りますが、振り返れば宝石業界は携わる業者全てが大なり小なり潤っていた時代だったと思います。
私も卸業者の一社員として右も左も分からないまま営業活動し、時にはお得意様にも叱られ業界の先輩方に沢山の事を教わり、育ててもらいました。
バブル経済終結後とはいえ、それなりに景気は良かったと思いますが1995年阪神大震災が起こり、この業界にも若干の陰りが見え始めたように思います。
そうした中、「震災復興の為にも神戸で国際宝飾展を開こう」と開催された『神戸国際宝飾展』に当時の上司と相談し出展を決意しました。
今思えば非常に盛況で、来場者のほとんどが国内の卸業者、小売店舗のバイヤーだったと思います。以来、国内の主要宝飾展示会には全て出展し、良い時・悪い時など様々な経験を積ませてもらいました。
その後景気はじわじわと悪くなり、国内小売店舗が淘汰されていく一方で海外バイヤー勢の台頭が目立ち始めました。特に中国人バイヤーの購買意欲たるや凄まじく、「この流れに順応できなければ先はない」そう危機感を持ったことを覚えています。
そして2020年、新型コロナウィルスの出現が一気に業界の流れを変えました。
変わったと言うより本来ならば年月をかけて進むであろう業態に加速したように思います。
加えて、この先進国である日本の営業スタイルが世界に遅れをとっていることを実感しました。
まずは中国との送金の速さの違いです。日本では「当日中に送金、時間によっては翌日扱い」という送金速度が、中国では「スマホで操作した瞬間、先方への送金が完了」しています。
そして、何より驚かされたのはLINEやWeChatのようなメッセージアプリを利用した一般ユーザーへのライブ販売です。スマホ一つで簡単に撮影した写真や動画を元に、次々と商品が売れていくのは信じがたい光景でした。
日本でもTVショッピングなどお客様が商品を直接見ずに購入に至る販売方法はありますが、スタッフの数や撮影機材を考えると手間や気軽さに雲泥の差があります。そして、手間がかかっているにも関わらず日本の宝飾品の通信販売には未だ「安かろう悪かろう」と言ったマイナスのイメージがあり、高額商品はなかなか売れないのが現状です。
しかし海外では前述した販売方法で数百万の商品が売れる事は珍しい事ではありません。
今後の日本も諸外国同様、宝飾品に限らずショッピングスタイルが目まぐるしく変化するのではないでしょうか?
そして、バーチャルでユーザーが買えるようになるだけではなく、業者間での取引もバーチャルへの移行が必要になるでしょう。
また、今回のこのコロナ禍、リアルな業者間の繋がりは減り完全な回復への見通しは未だ立っていないのが現状です。
卸業者は新商品を見せに行きたいが訪問出来ない、
リアルでの宝飾展が開催されない為、小売店舗バイヤーは売れ筋の仕入れに困る、
やっとリアルでの宝飾展が開催されても感染リスクを考慮すると足を運びづらい、
そして業者間のつながりが希薄になり情報収集したくてもどうして良いか分からない…
こういった負のスパイラルが続いています。
私自身、国内外の国際宝飾展出展をこれまで数十回経験し、リアルな宝飾展の必要性は今でも感じています。しかし、これからはそれにとどまらず、必要な時に必要な商材が手に入る『オンライン商談』、定期的な『オンライン展示会』、『オンラインによる情報交換の場』など、卸業者とバイヤーがお互いに営業スタイルのオプションを増やすことが必要不可欠だと断言します。
オンラインという選択肢が増える事により、卸業者は交通費や経費を気にする事無く遠方との取引が可能となり、バイヤーも都合の良い時間により多くの商談が可能となります。勿論そこには感染リスクは存在しません。
既存の営業スタイルにこの『未来宝飾MARKET』を併用して頂く事でそれぞれの商売の間口が広がり、これからの宝飾業界を活性化できるものと信じております。小売店舗スタッフ及びバイヤー、店舗経営者、卸業者、その他関係者それぞれに有益な情報提供と情報交換の場でありたいと願っています。
私が最も大切にしている「Win-Winの精神」、これをこの宝飾業界でさらに広めることができたら、これ以上のことはありません。
理念
誠⼼誠意
当社はコンプライアンス(法令遵守)による健全な企業経営を⽬指し、顧客様はもちろん、その先のエンドユーザー様のご要請にも⽿を傾け誠⼼誠意の事業活動で社会的な責任を果たすことにより、地域社会そして宝飾業界の発展に貢献出来るよう努⼒します。
⼀致団結
当社は顧客様に最適な商品を提供する為、社員間で⼀致団結して⼼を合わせ、顧客様にとってより良いサービス及び、商材を提供出来る魅⼒ある企業に実現を⽬指します。
全⼒投球
当社従業員はプロフェッショナルであることを強く意識し、「やるときはやる」の精神を持って柔軟に物事を発想し、何事にも思いやりを持って全⼒投球で取り組む企業を⽬指します。