ECサイトに決済サービスを導入するのは当たり前です。では、ECサイトと決済サービスの関係性について、どれくらいの方が事実を知っているでしょうか?
実は導入する決済サービスによってECサイトの売上が変化することもあるので、適当な決済サービス導入は禁物です。自社ECサイトに合った決済サービスをしっかりと見極め、導入する必要があります。
そこで今回は、ECサイトや展示会でも使えるおすすめの決済サービスを5つご紹介します。まずは、ECサイトと決済サービスの関係性から明らかにしていきましょう。
ECサイトと決済サービスの関係性
ECサイト構築を主力事業とする株式会社ecbeingが、売上上位150社の決済手段数を調査したデータが過去に公開されています。それによると、1~50位では平均4,8個、51~100位では平均4.2個、101~150位では平均3.9個という結果に。見事に、「売上上位社の方が多くの決済手段を備えている」という事実がわかっています。
次にご紹介するのはSBペイメントサービス株式会社が2020年12月に実施した調査結果で、「決済手段不足によるサイト離脱率」は男女ともに60%以上という結果となっています。
出典:【調査結果】コロナ禍で変動するECサイトでの購入頻度と利用決済手段!2020年のECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果を公開
この手のデータは数年前から海外調査で報告されているのですが、上記の調査によって改めてECサイトにおける「決算手段充実の重要性」が明らかになりました。
ECサイトを運営する企業の中には「クレジットカードや電子決済は手数料が高いから導入していない」という企業が少なからず存在します。しかし手数料以上の機会損失を生んでいることに、早期段階で気づくことが大切です。
ECサイト、展示会でも使える決済サービス5選
それでは本記事のテーマである決済サービスを5つご紹介します。今回紹介する決済サービスが全てではありませんが、一定の知名度がありそれぞれ異なるサービスを展開しているのでその点に着目しながら自社に合った決済サービスを見つけてください。
1. Stripe(ストライプ)
2011年からサービスを提供している、米国初の決済サービスです。日本を含む14カ国に事業所を展開するグローバル企業であり、世界100万社以上が利用しています。
Stripeの魅力は最短1日で利用できるスピーディさ、ランニングコストもイニシャルコストもゼロという低コストさです。月額費用も初期費用もかからず、決済された料金に応じた手数料制なので他の決済サービスに比べると低コストで利用できる可能性があります。
また、130種類以上の通貨に対応しているので後々にグローバル展開する際も、新たな決済サービスを契約せずに済みます。
2. Airペイ
Airペイはリクルート社が運営する決済サービスであり、決済手数料が「業界最安水準」なのがポイントです。ただし、ECサイトの決済には対応しておらず店舗や展示会にて利用できる決済サービスです。
決済手数料が安い上に各種クレジットカードブランドから電子マネー、Tポイントなどのポイント決済にも対応しており多彩な決済手段を提供できます。
3. VeriTrans4G(ベリトランスフォージー)
VeriTrans4Gはポイントプログラムを除き、多彩な決済手段に対応したサービスです。ECサイトでも利用可能であり、簡単に複数の決済手段を導入できます。また、国際決済手段にも対応しているので越境ECサイトの展開も可能です。
インターネット黎明期から決済サービスを提供してきた老舗企業が運営しているので、信頼性の高いサービスを利用できます。
4. mPOS(エムポス)
mPOSは店舗向け決済サービスであり、運営元はVeriTrans4Gと同じDGフィナンシャルテクノロジーズです。クレジットカードに加えてバーコード決済やQRコード決済にも対応しており、店舗や展示会にて多種多様な決済手段を提供できます。
また、AlipayやWeChat Pay、銀聯(ぎんれい)カードなど中国人観光客向けの決済手段にも対応しているので、中国のお客様を招いての展示会等にも活用できます。
5. ROBOT PAYMENT(ロボット・ペイメント)
ROBOT PAYMENTはサブスクリプション決済に特化したサービスであり、自動継続課金システムによって課金業務不要でサブスクリプションサービスを展開できます。最近ではジュエリーのサブスクビジネスも多いので、今後の事業展開を考えている場合は検討リストに入れておきたい決済サービスです。
決済フォームのカスタマイズが可能なので、必要なお客様情報を取得・管理できるのも特徴です。
6. Square(スクエア)
SquareはECサイトだけでなく店舗や展示会など、幅広いシーンでの決済手段を提供しているサービスです。運営母体は米国にあります。主要な国際カードブランドはもちろん、SuicaやPASMOなど日本ならではの決済手段にも対応しています。
また、継続課金にも対応しているのでサブスクビジネスにも利用できます。ECサイト、店舗、展示会、サブスクなど複数シーンで決済サービスを一本化したい方におすすめです。
目的やターゲットに合った決済サービス選択を
いかがでしょうか?決済サービスごとに異なる特徴があるので、ECサイトや店舗・展示会でどんな決済サービスが必要かを考えれば、選ぶべきサービスは自ずと決まっていきます。銀行振り込みや代金引き換え以外の決済手段を備えていないという場合は、早急に決済サービスの導入を検討しましょう。
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