新規会員登録

販売スランプに陥ったら試して欲しい3つのこと

2021.06.07 2023.08.09

販売スランプに陥ったら試して欲しい3つのこと

販売員歴が3年以上あれば、誰もが経験するのが “スランプ” です。あるとは聞いていたけれどまさか自分がスランプに陥るなんて…。と悩んでいませんか?

 

結論から言って、スランプとは誰もが陥るものです。一種の壁のようなもの。野球界において偉業を成し遂げたイチロー選手にもスランプはあり、次のように語っています。

 

壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。

 

今回は、販売スランプに陥っている原因と、そこから抜け出すために試して欲しい3つのことをご紹介します。

 

なぜ販売スランプに陥るのか?

先月まで十分な売上実績を立てていたのに、今月になって急に売れない。最悪の場合、先月比50%を割った。なんて話は、案外転がっているものです。

 

なぜ販売スランプに陥るのかの明確な理由はありませんが、1つ認識して欲しいのは「売れるからこそスランプに陥る」ということ。売れていない販売員にとってスランプに陥るかどうかは別次元の話なので、「今自分はスランプに陥っている」と感じた時、同時にそれはあなたが「売れる販売員」だということを証明しています。

 

なので基本的には「スランプに陥っても気にせず、いつも通りの接客を心掛ける」のがスランプを脱する最善の方法になります。とは言いつつも焦ってしまうのは仕方がないものなので、これからご紹介するいくつかの方法を試してみてください。

 

販売スランプ脱却で試して欲しい3つのこと

 

① “焦り” に支配されていないかを確認する

スランプに陥る販売員の90%以上は、いずれそこから脱して従来通りかそれ以上の売上実績を立てるようになります。しかしスランプが長期化すると苦しい時間が続くことになり、そのまま潰れてしまう人も中にはいます。

まず意識すべきは、自分が “焦り” に支配されていないかを確認することです。

 

  • 今月始まって目立った売上がない
  • 先月までとの比較で焦り始める
  • 焦りからいつも通りの接客ができない
  • 接客しても自分の話ばかりになってしまう
  • お客様から疎ましく思われるようになり、余計に焦って泥沼にハマっていく

よくあるスランプのパターンです。今まで十分な売上実績があったからこそ、ちょっとした違いにつまずき、次第に “焦り” に支配されていきます。この “焦り” こそスランプ脱却を阻む最大の敵と考えて良いでしょう。

 

②自分の接客を冷静に振り返る

販売員がスランプに陥っている時、そこから脱却して欲しいという願いでマネージャーや店長はアドバイスをします。中には耳を塞ぎたくなるような言葉もあるかもしれません。スランプだと痛感している本人が一番辛いので、そんな時は他人の助言をなかなか聞き入れられないものです。

 

しかしそんな時こそ、自分の接客を冷静に振り返る必要があります。では何を振り返るのか?それは「お客様のための提案ができていたか」です。

 

スランプ時期は “焦り” によって自分本位な接客に陥りがちです。それまで楽しかったはずの接客が苦痛になり、抜け出したいともがくあまり自分のことしか考えられなくなります。 “お客様” という視点が無くなれば、売れるわけがありません。

 

そして気づきましょう。「お客様に興味を持つことこそ、接客の初心だ」ということを。スランプに陥っているあなたは、お客様への興味すら見失っています。そんな販売員から商品を買いたいと思う人はいません。スランプに陥ったと感じた時こそ、普段の冷静さを失わないでください。

 

③日常生活を充実させて気分をリフレッシュする

気分をリフレッシュ

スランプに陥っている時期は、そのことが常に頭から離れないかと思います。仕事から日常生活に切り替わっても頭の中をグルグルして、24時間365日あなたを苦しめるでしょう。しかしそんな時こそリフレッシュが必要です。

 

仕事のことなどいっそ、忘れてしまいましょう。「自分1人いなくても、お店は回るし売上も大丈夫。だって、他の販売員も同じくらい優秀なのだから」と考え、無理矢理にでも気分を楽にするのです。そして可能ならば有給休暇を取って、どこか旅行にでも行くのが良いでしょう。旅行が無理なら、休日1日でどこか遊びに行くのも良し、家でひたすらダラダラするのも良し。とにかく一度仕事のことは忘れるのです。

「そんなことできない…」と思われた方は、次の言葉を意識してみてください。

 

打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。
勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。
そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。

 

これもイチロー選手の言葉です。スランプに陥った時は、そこから離れる方が勇気がいります。しかし一歩を踏み出す勇気を持たなければ、大好きなはずの接客を永遠に嫌いになってしまうかもしれません。ぜひ、その一歩の勇気を持ってください。

 

スランプは、今を超えるための壁に過ぎない

今を超えるための壁

「ピンチはチャンス」とはよく言ったもので、人が成長する時は必ず目の前に壁が現れます。むしろ、そうでなければ成長はありません。あなたがもしスランプに陥ったとしたら、それは一層成長するための壁だと思ってください。乗り越えてしまえば、あまりに低く簡単だったと感じることでしょう。


未来宝飾MARKETのご案内
資料請求・お問合せ
PAGE TOP