「ジュエリーを買って失敗したくないからあまり身に着けない」という方はたくさんいらっしゃるかもしれません。良いものを選ばなければ…という気持ちがあると何を選んでいいかわからなくなってしまいますね。
そんな方におすすめなのが、シンプルでベーシックなジュエリー。毎日使えてどんなファッションにも合わせやすいジュエリーです。気負わず普段着のようにジュエリーを着けこなしましょう!
毎日着けても飽きないジュエリーの選び方をご紹介します。
毎日着けられる「普段着ジュエリー」とは
買ってみたもののファッションと合わせづらい、いつ使えばいいかわからないというジュエリーはありませんか?
目を惹くような個性的なデザインよりも、「普段着ジュエリー」に選びたいのはベーシックなもの、シンプルで長く愛用できるもの。合わせやすいジュエリーは普段着のように毎日着けられるので、使う回数を考えればコスパが良いのです。
華やか過ぎず、さりげない女性らしさを演出してくれる普段着ジュエリーは、オフィスなど周囲の目が気になる場でも使える万能アイテムです。
自分の定番アイテムを持つメリット
「いつも同じジュエリーを着けていると、また同じのを着けていると言われるのでは?」と思われるかもしれませんが、むしろ「いつも同じ」が素敵なのです。
自分だけの定番のジュエリーがあると、トレンドに左右されず自分のスタイルを確立することができます。ジュエリーはたくさん持たなくても良いですし、気に入ったものを毎日着けていても良いのです。
ジュエリーをひとつ着けているだけで普段着が格上げされて見えます。普段着でも「単なる楽な格好」ではなくなるのです。
普段着ジュエリーおすすめのアイテム
ベーシックでシンプルなおすすめのジュエリーをご紹介します。すべてのアイテムを揃える必要はありませんので、ライフスタイルに合わせて活用してみてくださいね。
ダイヤモンドピアス
シンプルで上品、カジュアルからフォーマルまでどんなファッションにも合うダイヤモンド。特に顔の近くで輝くピアスは、肌を明るく美しく見せてくれるので一つ持っていると重宝します。
ダイヤモンドは年齢と比例して大きなものが似合うようになるので、見越して大きめのサイズを選ぶのがおすすめ。王道の一粒ダイヤの場合は片方0.3カラットぐらいを目安にするとよいでしょう。
ダイヤモンドをメレダイヤで包み込んだタイプは、一粒ダイヤよりも価格が抑えられ、かつ、大きく見えるデザインです。取り巻きのダイヤがきらきらと光を反射するのでより輝きが増して見えます。
地金フープピアス
スタッドピアスのほかに持っていると重宝するピアスは、フープピアスです。スタッドピアスでは髪に隠れてしまうヘアスタイルの人も、地金のフープピアスはバランスがよく見えますし、もちろんショートヘアの人にも似合います。
地金のカラーは、シルバーはクールでカジュアル、ゴールドはゴージャス、ピンクゴールドは可愛らしいイメージになります。フープの大きさは小さめのもの、細いものが着けやすいです。
エタニティリング
華やかな印象のあるエタニティリングは、誰にでもどんな服装でも似合います。一本でも華やかですし、他のジュエリーとの重ね着けも自由自在です。ゴージャスなタイプから華奢なタイプまでいろいろな種類があるので、きっとお似合いのエタニティリングが見つかるでしょう。
ダイヤモンドが贅沢にあしらわれているので使うのがもったいないと思われるかもしれませんが、日常に使うからこそ、ダイヤモンドの贅沢な輝きがコーディネートを昇華してくれますよ。
エタニティリングには、全周ダイヤが留められている「フルエタニティー」と指の腹部分は地金になっている「ハーフエタニティー」とがあります。気軽に普段使いを楽しむなら「ハーフエタニティ―」がおすすめです。手の内側が地金なので、あたりや引掛けなどを気にする必要がありませんよ。
地金バングル
ジュエリーを身に着ける習慣がなかった方でも取り入れやすいアイテムはブレスレットです。「ピアスホールを開けていない」「指輪は仕事の邪魔になる」という方でも身に着けやすいですし、ブレスレットは自分で見て楽しむこともできます。
普段着ジュエリーにするなら、ブレスレットの中でも装いを選ばない「地金バングル」がおすすめです。華奢で女性らしいデザインからボリュームのあるものまで、バリエーション豊富で重ね着けをすることもできます。夏は素肌にそのまま、冬はニットの上からとコーディネートも楽しめますね。
パールピアス
パールは冠婚葬祭のイメージが強いかもしれませんが、普段使いにもコーディネートしやすく、カジュアルな装いにもよく似合います。特に大人の女性との相性が良く、年齢を重ねるごとに高貴なパールの輝きが似合うようになってきます。
パールにはいろいろな種類がありますが、初めてのパールは真円のアコヤ真珠がおすすめです。使いやすいパールの大きさは8mm程度。年齢を重ねると大きめの珠やバロックパールが似合います。ピアスは着ける位置によっても印象が変わり、耳たぶの真ん中に着けるときちんとしたイメージになり、下の方に着けるとこなれ感が出ます。
パールネックレス
ネックレス選びの難しさは「首の長さや太さ、洋服の襟の形とバランス」にあります。そんな中でも「マチネー」と呼ばれる60㎝ぐらいのパールのロングネックレスは合わせやすいので、ひとつ持っていると重宝します。
バストの上までくるぐらいの長さで、カジュアルにもフェミニンにも着けこなすことができます。フォーマルで使うことの多い40cmのパールネックレスは、首が細く肩幅が広くない方にお似合いです。
終わりに
「普段着ジュエリー」は毎日着けられる自分の相棒のようなジュエリー。トレンドに左右されず、いつもの自分を格上げしてくれる頼れる存在です。どれを購入するか迷った時は洋服選びと同じで、身に着けて心地よいもの、自分を素敵に見せてくれるものを選んでみましょう。
永く愛用できる質の良いジュエリーを選ぶと結果コスパが良くなるので、ぜひ奮発して良いものを選んでみましょう。納得のいくまで自分だけの「普段着ジュエリー」を探してみてくださいね。
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