手元を華やかに彩ってくれるファッションリング。ジュエリーのアイテムの中でも、リングは、身に着ける本人にも見える数少ないアイテムです。お気に入りのリングを着けていると、気分も上がりますね。
似合うリングで手元をもっと美しく。ひとりひとり、手の大きさや指の形が違うので、タイプによって似合うリングも違ってきます。本記事では、ファッションリングの選び方をお伝えしてまいります。
ファッションリングとは?
ファッションリングとは、ファッション性が高くデザインを意識したリング(指輪)です。シンプルなものから宝石の付いた豪華なものまで、デザインも素材も様々。その時の流行を反映したデザインのリングもあります。
結婚指輪との違いを比較してみましょう。結婚指輪は毎日身に着けるものなので、機能性と耐久性が優れているのに対し、ファッションリングは華やかさや印象的なデザインであることが重視されます。日常使いのカジュアルなリングが多いことが特徴です。
リングアームのタイプ
リングの指を通す部分の輪をアーム(腕)といいます。アームの形によって呼び名が異なります。
ストレート
アームがまっすぐで一番フォーマルな印象の「ストレート」。断面がかまぼこ型のものを「甲丸リング」、長方形のものを「平打ちリング」、甲丸と平打ちを組み合わせたものを「平甲丸リング」と呼びます。
ウェーブ(S字、V字、U字)
正面から見た時にアームがS字に見えるものを「S字」と言います。優しくエレガントな印象になります。
正面から見た時にV字に見えるものを「V字」、U字に見えるものを「U字」といいます。緩やかなカーブだと女性らしく、深いカーブだとシャープでスタイリッシュな印象です。
特徴やお悩み別、指輪の選び方
「目の錯覚」とも言われる「錯視効果」を上手に使うと、気になる手元のお悩みを目立たなくすることができます。
指を長く見せたい
指が短めで「指を長く見せたい」という方は、「ウェーブ」の曲線で縦長の視覚効果を狙いましょう。同じ「ウェーブ」でも厚みのあるものは逆効果になってしまうので、細身のアームがおすすめです。動きのあるウェーブ曲線のデザインに石が付いたものも、縦のラインができるので指長効果が期待できます。
指が太いのが気になる
指がふっくらと太めで「指を細く見せたい」という方は、リングアームの幅が広い物や、ボリュームがあるものがおすすめです。リングに目線が集まるので指の太さが目立たなくなります。華奢なデザインを選ぶなら、鋭角でスラっと見せてくれる「V字」や動きのある「S字」がおすすめです。
節が目立たないようにしたい
「指の関節が目立ってしまう」という方には、幅が広いリングやボリュームがあるものが似合います。ボリュームのあるデザインが手元を華奢な印象に見せてくれます。リングの重ね着けをしても、手元が華やかになり、関節の太さをカバーすることができるのでおすすめです。
指の関節がしっかりとしている方はリングサイズを関節に合わせるので、リングがくるくる回ってしまうというお悩みもあるかと思います。ポイントでデザインがあるリングは中心がずれやすいので、全体にデザインが施されたタイプだと美しく身に着けることができます。
指が細いのが気になる
指が細い方は、どんなリングでも似合います。特に似合うのはストレートのアームや、幅が細く繊細なリングです。
手が小さい
手が小さい方がボリュームのあるリングを身に着けると、リングばかりが目立ってしまうので、細身のアームがおすすめです。
指が長め
指がスラっと長い方はどんなリングでも似合いますが、ストレートのアームのリングが特に良く似合います。個性的なデザインにチャレンジするのも良いですね。
ファッションに合わせた指輪の選び方
TPOに合わせて
結婚式などのおめでたい席でのファッションリングは、派手過ぎないものなら身に着けて大丈夫です。ネックレスやピアスなどと素材やカラーを合わせると統一感が生まれます。お悔やみの席では結婚指輪以外のリングは身に着けないのがマナーです。
オフィスでは仕事の邪魔にならず悪目立ちしないシンプルなデザインのリングがおすすめです。
重ね着けをする時の指輪の選び方
同じ指に2つ以上のリングを着けることを「重ね着け」といいます。ピンキーリング、V字リング、エタニティリングなど、シンプルなデザインのリングが特に重ね着けに適しています。
重ね着けをする時に頭に置いておきたいことは「統一感」です。カラー、素材、デザインのどこかに統一感を持たせることです。例えばカラーが違っていても、素材が同じなら統一感が生まれます。デザインが異なってもカラーが同じならおしゃれに見えます。
1つでは少し寂しい気がする華奢なリングを重ね着けしてみると、華やかな印象になります。また、太めの指輪と細めの指輪を重ね着けするとメリハリが生まれます。
貴金属の素材別の選び方
プラチナ・ホワイトゴールド
プラチナ・ホワイトゴールドなどシルバー色の貴金属が似合うのは、「ブルベ(ブルーベース)」と呼ばれる肌の色の人です。青みを感じる肌の色の人には、涼しげな印象のシルバー色が似合います。
イエローゴールド
イエローゴールドが似合う人は「イエベ(イエローベース)」と呼ばれる肌の人です。オークル系の肌の人には、暖かみのあるイエローゴールドが良く似合います。
ピンクゴールド
ピンクゴールドは、「ブルベ・イエベ」どちらの人にも似合います。ピンクゴールドは色味が様々なので、イエローに近いものは「イエベ」の人に合い、ピンクが強いものは「ブルベ」の人に合います。
終わりに
ファッションリングの選び方をご紹介しました。持っているリングが似合うタイプではなかったとしても、使えないということではありません。着け方を工夫すれば大丈夫です。
似合わない色だったら似合う色と組み合わせる、重ね着けをするなどカバーすることができます。本記事がリング選びの参考になれば幸いです。
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