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【ひな祭りにはNG?】桃の節句で身につけて良い宝石、ダメな宝石

2022.02.07 2024.02.26

【ひな祭りにはNG?】桃の節句で身につけて良い宝石、ダメな宝石

節句は「季節の節目になる日」を意味し、日本には5つの節句があります。そのうちの3月3日に迎えるのが桃の節句であり、ひな祭りと言えばわかりやすいですね。そんな桃の節句で身につけて良い宝石、ダメな宝石はあるのでしょうか?本記事では、娘を持つママの気になる疑問にお答えします。

 

桃の節句とは?

桃の節句とは?

改めて、桃の節句とはひな祭りのことです。日本では古くから七段飾を飾り、娘の成長を祝う節句として広まってきました。最近では七段に限らず、お内裏様とお雛様だけを飾るものもありますね。

 

桃の節句の歴史は平安時代まで遡り、当時は貴族の子女たちが「雅びな遊びごと」として行われたという記録があります。その後江戸時代に入り、節句の儀式との結びつきが強くなり現在の桃の節句になったとされています。

 

女児が誕生してから最初の桃の節句は「初節句」と呼ばれ、祖父母などの親戚を誘ってお祝いするのが一般的です。家庭によっては神社で御祈祷をすることもあり、その際にママはスーツや着物で着飾って娘の成長をお祝いすることになるでしょう。

 

ちなみに3月3日が桃の節句と呼ばれるのは「旧暦ではちょうど桃の花が綺麗に咲く頃だったから」という説があります。

桃の節句に身につけて良い宝石、ダメな宝石

桃の節句や初節句は大切なお祝い事ですから、「身につけちゃダメな宝石ってあるの?」と不安になる気持ちもあるでしょう。では、桃の節句に身につけても良い宝石とダメな宝石についてご紹介します。

 

桃の節句に「良い」宝石

桃の節句に良いジュエリー

最も良いと言える宝石は、やはりパールでしょう。冠婚葬祭や卒業式・入学式などの式典で身につけるジュエリーとして人気が高く、控えめで上品な美しさが主役を邪魔しないのが特徴です。また、パールには「健康」の石言葉があり、貝の中で時間をかけて清く美しく成長するという特徴から、桃の節句に身につけるジュエリーとしてピッタリの宝石です。

 

パールを作る母体となるマザーオブパール(母貝)を使ったジュエリーも上品で美しく、桃の節句を綺麗に飾ってくれるでしょう。

 

宝石が持つ石言葉は、花言葉のようにマイナスイメージを持つものがありません。従って、宝石によって良し悪しはないようなものですが、やはり桃の節句らしい石言葉を持った宝石を選びたいものです。パール以外では、次のような宝石を使ったジュエリーが桃の節句におすすめです。

アクアマリン :「聡明」「勇敢」
ムーンストーン:「長寿」「富」
ローズクォーツ:「美」「健康」

いずれも落ち着いた色合いの宝石ばかりなので、パールに並び桃の節句に身につけるジュエリーとして最適です。

桃の節句に「ダメ」な宝石

桃の節句にダメなジュエリー

必ずしもダメというわけではありませんが、桃の節句にはあまり適さない宝石もいくつかあります。たとえば同じパールであっても、ブラックパールは祝い事には向きません。ファッショナブルな宝石ですが、黒はマイナスイメージも強いためです。ゴールドパールに関しても少し派手さが出てしまうので、パールを使ったジュエリーならやはりホワイトパールがおすすめです。

 

その他、桃の節句に適さないジュエリーはオパールをあしらったものです。10月の誕生石になっており、石言葉は「創造」や「希望」など素晴らしい言葉が備わっているのですが、かつては欧州でペスト(黒死病)が流行した原因だと考えられていました。ペスト患者がオパールを持つと輝きが弱くなることからそう考えられていたのです。

 

もちろんこれは迷信ではあり、ペスト患者が持つ高熱によってオパールの輝きが弱まるのが真の原因です。しかし、そうした歴史的な背景を考えると、桃の節句に身につける宝石には適しませんね。

 

関連記事:オパールは不吉な宝石?詩人に愛されたまどろみの宝石の伝説とは?

 

また、アメシストは歴史的なマイナスイメージはなくとも、神話の中で「石に変えられた妖精」として登場します。少し悲しいストーリーがあるので、そうしたイメージも気になる場合は身につけない方が良いでしょう。ちなみにアメシストについては、以下の記事で詳しく解説しています。

 

関連記事:【2月の誕生石】アメシストはワインの神様の涙だった?

年に1度の大切な日だからこそ、ジュエリーにも気を使おう

最終的には「気にするか気にしないかの問題」になってしまいますが、せっかく年に1度の祝い事ですから、身につける宝石にも気を使って楽しい1日を過ごしたいものです。ただし絶対にNGな宝石は存在しないので、自身の気持ちと相談しながら桃の節句に身につける宝石を選びましょう。

 

また、石言葉から毎年身につける宝石を変えながら、娘の成長を祝うと桃の節句をより楽しく過ごせることでしょう。

 

 

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