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冠婚葬祭とジュエリー フォーマルな場でのジュエリーのルールとは?

2022.07.11 2023.08.04

冠婚葬祭とジュエリー フォーマルな場でのジュエリーのルールとは?

冠婚葬祭に適した服装があるように、身に着けるジュエリーにもルールがあります。急な知らせを受けて駆けつける際にも、慌てず用意しておきたいものですね。

 

フォーマルな場で身に着けるジュエリーのルールとは?シチュエーション別にお伝えしてまいります。

慶事に身に着けるジュエリー

「慶事」とは、よろこびごと、いわいごと。結婚、出産、七五三や成人式など子どもの成長に関わること、開業祝いなど、ジャンルに関わらずお祝い事を指します。

 

「結婚式・披露宴」、その他の「式典や行事」に身に着けるジュエリーについてお伝えします。

 

結婚式・披露宴

結婚式や披露宴にジュエリーを身につけなくてはならないというルールはありません。しかし、「ジュエリーを身に着けてファッションが完成する」という文化もあります。

 

その場を華やかな雰囲気にしてくれるジュエリーを身に着けて、新郎新婦へのお祝いの気持ちを表しましょう。

 

結婚式・披露宴におすすめのジュエリー

結婚式・披露宴におすすめのジュエリー

品のある華やかさを心がけたい結婚式・披露宴ではどんなジュエリーを身に着けたら良いでしょうか。

 

おすすめは、パールのジュエリーや、シンプルなダイヤモンドのピアス、ネックレスなどです。フォーマルな場にぴったりなのが、パールのネックレス。どんなドレスにも合いますし、昼でも夜でも身に着けることができます。主役である花嫁の色、「白」を身に着けるのはNGだと言われていますが、パールジュエリーは白でも身に着けることができます。

 

和装の場合は、アクセサリーは身に着けないのが一般的な常識ですが、結婚指輪とシンプルなピアスなどなら身に着けても問題ありません。

 

結婚式・披露宴にNGなジュエリーとは?

まず、気をつけたいことは、「花嫁より目立つような派手なジュエリーは避ける」ということです。花嫁が身に着けるティアラや生花、お花のモチーフはNG。カジュアルなものも避けましょう。

 

日中の結婚式・披露宴はキラキラと輝きが強いジュエリーは避けるべきとされています。その理由は、ジュエリーにカメラのフラッシュが反射し、写真写りに影響が出てしまう可能性があるからです。華やかさが求められる夕方以降のパーティなら、光るジュエリーもOKです。

 

揺れるタイプのジュエリーもNG。家庭が安定しないことを連想し、気にする方もいるので避けた方が無難でしょう。

 

結婚式に腕時計を身に着けることはNGだとされています。なぜなら、時計を見るしぐさが、早く終わらないかと時間を気にしているかのように見えてしまうからです。手首を飾るなら、ブレスレットを身につけましょう。

 

式典などの行事

式典などの行事におすすめのジュエリー

入学式・卒業式などは子どもが主役の式典なので、スーツに合ったシンプルなジュエリーを選びましょう。

 

昼間に行われる式典は、輝きの強いジュエリーは避けることがマナーです。おすすめは、パールのネックレスやイヤリング・ピアスなど。シンプルな一粒石のダイヤモンドのジュエリーも良いと思います。式典などの行事に身に着けるジュエリーは、あまり堅苦しく考えなくても大丈夫です。

 

関連記事:どうする?卒業式・入学式に身につけるべきジュエリーとは

お悔やみの時に身に着けるジュエリー

お悔やみの時に身に着けるジュエリー

お葬式や法事の際に、服装と同じように気をつけなくてはならないのがジュエリーです。

 

西洋の弔事では、ジュエリーを身に着けないことはマナー違反となりますが、日本にはそのような決まりはありません。かつては、結婚指輪以外のジュエリーを身に着けないのがマナーでした。しかし、現代は喪服のデザインの変化や西洋の文化の流入で、ジュエリーをつけて参列する人が多くなっています。

 

お悔やみの時に身に着けるジュエリーと言えばパールが代表格ですが、パールでも使えるものと使えないものがあります。和装と洋装でも違いがありますので、どんなルールがあるのかお伝えしてまいりましょう。

 

和装

和装の際は、ジュエリーは何も身につけないのがルールです。

 

洋装

洋装の喪服を着る際にも着飾る必要はないので、結婚指輪など普段から身に着けているものだけにしましょう。結婚指輪でもダイヤモンドなどよく光るデザインの場合は、ダイヤモンドの面を下側にするか、外しておいた方が無難です。

 

何もつけなくても失礼に当たりませんが、何か一つ身に着けるならネックレスです。不幸が重ならないように、一連のパールネックレスを選びましょう。パールは「月の涙」とも呼ばれ、故人に想いを馳せる場にふさわしいので、お悔やみの時にも使えるジュエリーとなっています。

 

お悔やみの時にも使えるパールネックレス

 

パールの色、形、サイズ

パールの色は、白、グレー、黒を選びましょう。白は安らぎを与え、グレーや黒は癒し効果があると考えられています。パールの形もバリエーションがありますが、バロックパールはNG。オーソドックスな真円に近いものを選びます。サイズは7〜8mm玉の40cmぐらいのネックレスがおすすめです。不幸が重なることを連想する二連のネックレス、悲しみが長引くことを連想する長いネックレスは、悲しみの席では厳禁です。

 

イヤリング・ピアス

パールのネックレスと合わせる、パールのイヤリングやピアスは身に着けても良いということになっています。ゆらゆらと揺れるデザインはNG。華美でないものが求められます。一粒タイプのパールのピアス・イヤリングがおすすめです。

 

パール以外の宝石

オニキス、ジェット、黒曜石は使うことができます。

終わりに

フォーマルの場でのジュエリーのルールとマナーについてお伝えしてまいりました。パールのネックレスは、慶事にも弔事にも使えるジュエリーです。一つ持っているととても重宝します。パールのネックレスは、フォーマルの万能選手と言えますね。フォーマルの場で身に着けるジュエリーを選ぶ際のご参考になれば幸いです。

 

 

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