金上昇でイエローゴールド再ブーム！資産になる喜平ネックレスとは？

金の価格がここ数年で急上昇しており、2022年に約7,300円だった1ｇあたりの金相場は、2024年８月にはおよそ2倍の1万3000円となりました。また金の高騰とともに、ゴールドジュエリーに注目が集まり、昔ながらのゴールドの喜平チェーンの人気も高まっているようです。金の価値がなぜ上がっているのか、現在のゴールドジュエリーの人気の理由を探ってみましょう。

金の価値が上がっている理由

「金は非常事態が続くと価値が上昇する」と言われており、2003年には1ｇあたり約1,000円だった金の価格は2024年現在では約1万3,000円まで値上がりしました。大きなきっかけとなった出来事は、2001年同時多発テロ、2008年リーマンショック、2022年ウクライナ戦争などです。
そのほか、金の価格上昇には次の6つが関係しています。

上記の理由により、経済の先行きが不安な状態が続くと、安全な資産である金に資金が集まり金の価値が高くなるのです。

※地域が抱える政治・軍事・社会的な緊張の高まりが、経済の先行きを不透明にしたり、特定の商品の価格を変動させたりする。

再びきたイエローゴールドブーム

感染症の拡大、自然災害、世界情勢の不安などネガティブなニュースが続き、時代が明るさと輝きを求めているのでしょう。流行のサイクルとも重なり、この数年でイエローゴールドが流行の兆しを見せています。

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流行のサイクルでイエローゴールドがトレンドに

かつて、イエローゴールドのジュエリーが流行したのはバブル期（1980年代後期）でした。バブル崩壊後、景気の後退とともに、落ち着いた雰囲気のプラチナやホワイトゴールドに人気が移り変わり、2000年代には温かみのあるピンクゴールドが注目されるようになりました。

ファッションの流行にサイクルがあるように、今、再びイエローゴールドが脚光を浴びています。ゴールドは2024年春夏ファッションのトレンドカラーのひとつにもなっていました。ゴールドを洋服に取り入れるのは難しいですが、ジュエリーには取り入れやすいですね。

ボリュームのある地金ジュエリーから華奢なデザインまで、定番のk18から純度と価格を下げたk10など、各ブランドで様々なゴールドジュエリーがお目見えしています。

イエローゴールドのジュエリーは華やかさUP

ゴールドにはイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど様々なカラーがありますが、まず思い浮かべるのはゴールドの代名詞ともいえる黄金色のイエローゴールドではないでしょうか。イエローゴールドの印象は、明るい、ゴージャス、華やか。元気を与え、やる気を高めてくれる効果もあるそうですよ。

日本人の肌になじみやすいカラーなので普段使いしやすく、ファッション性が高いことが特徴です。肌の色がイエローベースの人にはよくなじみ、ブルーベースの人にはアクセントになります。

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喜平チェーンの人気が再燃

金の価値の上昇と円安によるジュエリーの価格の上昇がありながらも、人気が衰えないのがイエローゴールドの喜平チェーンです。時代を超えて愛され続ける喜平チェーンの魅力をご紹介します。

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喜平チェーンとは？

喜平チェーンとは、輪をつないだチェーンを90℃にひねって平らにし、平面をカットして磨いたチェーンのことです。シンプルながらも洗練されたデザインは、時代に左右されない普遍的な美しさがあり、編み方とカットに特徴があります。

編み方はシングル・ダブル・トリプルの三種類で、数が増えるほどチェーンの間が詰まって見えます。カットは1コマに2つのカット面があるシンプルな「2面」、バランスの良い「6面」華やかな「8面」、煌めきが美しい「12面」で、カット面が多いほど光を反射しキラキラと輝きます。

名称の由来は、「鈴木喜平という人が考案した」「騎兵隊の懐中時計の鎖として使用され、騎兵から喜平になった」など諸説ありますが、はっきりとしたことは判っていません。海外では喜平チェーンを「カーブチェーン（curb chain）」と呼んでいます。

ジェンダーレスで身に着けられる

昭和の頃メンズジュエリーの定番だった喜平チェーンは、後にラッパーのシンボルとなりストリートファッションのアイテムとなりました。近年はジェンダーレスの波が影響し、しなやかで肌によくフィットする喜平チェーンが女性にも人気です。重厚感がありスタンダードなデザインなので宝石との相性も良く、どんなファッションにも合わせやすいです。繊細なネックレスは切れやすいというデメリットがありますが、喜平チェーンは頑丈でしっかりとした構造になっているので、切れにくいという点も嬉しいですね。

身に着ける資産になる

喜平チェーンをファッションアイテムとしてだけでなく「身に着ける資産」として購入する人も少なくありません。シンプルな構造で純度の高い素材を使っていることが多いので地金やコインに近い価値があり、ジュエリーの中でも現金化しやすいアイテムだと言えます。使っていても価値が下がらない、かつ現在は金の価格が上がっているので、おしゃれを楽しみながら資産として持つことができます。

まとめ

金の高騰と流行、喜平チェーンの人気についてお伝えしました。ゴールドバー（インゴット）を身に着けることはできませんが、美しい喜平チェーンは身に着ける資産として使えます。価値も人気も高まるゴールドジュエリーに、今後も注目していきたいですね。

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