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ジュエリーの箱や袋は捨てちゃだめ?保管すべき付属品とは?

2024.10.02 2024.10.02

ジュエリーの箱や袋は捨てちゃだめ?保管すべき付属品とは?

ジュエリーを購入した時に付いてくる紙袋や保証書など様々な付属品。皆さんはどのように保管していますか?普段使うことはあまりないかもしれませんが、いざという時に必要になることもあるかもしれません。ショッパー(紙袋)、外箱、ジュエリーボックス、保証書、鑑別書、鑑定書はどんな時に必要か一つずつご紹介します。

 

ショッパー(紙袋)、外箱

ブランドのショッパーや外箱は保管すべき?

ショッパーや外箱はかさばりやすい付属品です。普段使うこともほとんどないので、処分するなら第一候補になるかと思います。

ですが、ブランドジュエリーの場合は手放す時に必要になることがあります。買取専門店に売りに出す時は付属品ができるだけ揃っている方が良い価格で売れるためです。もし売る予定がない場合は捨ててしまっても問題ないでしょう。処分を優先したい場合でも、ブランドジュエリーのショッパーや外箱はフリマアプリで出品されていることが多いので、必要になったら揃えるというのも一つの手です。

 

ジュエリーボックス

ブランドのジュエリーボックスは保管すべき?

ジュエリーを魅力的に、さらに安全に保管できるジュエリーボックス。お店によって個性豊かなボックスがあり、ジュエリーをより美しくワクワクしたものにしてくれる付属品です。普段からジュエリーを保管するのに使ったり、旅行先の持ち運び用として使う方もいらっしゃるでしょう。

ただジュエリーボックスも数が多くなってしまうとかさばってしまうので、そういった場合はブランドジュエリーや婚約指輪などの思い入れのあるもの数点を選んで保管しておくのが良いでしょう。特にブランドのジュエリーボックスは、買取に出す際にあると買取価格が高くなる傾向があるので、リセール予定がある場合は保管しておくのがオススメです。

また、手持ちのジュエリーが多いという方は、付属のジュエリーボックスよりも保管ができる専用のジュエリーボックスで管理した方が使いやすいこともあります。詳しいジュエリーボックスの説明は後半で後述いたしますね。

 

保証書、鑑別書、鑑定書

ジュエリーに付属する保証書、鑑別書、鑑定書

保証書、鑑別書、鑑定書には購入したジュエリーの詳細や、使用された宝石に関する鑑別内容が書かれています。いずれも商品一つ一つに発行されるもので、ショッパーや外箱のようにフリマアプリなどで入手することはできません。まずは、それぞれがどう違うのか解説しましょう。

関連記事:鑑別書?鑑定書?ソーティング?宝石を買う時に必要なのはどれ?

 

保証書

購入したお店が発行するもので、どのお店でどんなものを購入したか、商品のシリアルナンバーなどが書かれています。また、サイズ直しなどお店で可能なアフターサービスについて書かれていることも多く、その場合は「新品磨き無料」「〇〇年までリングサイズ直し無料」など特別なサービスが受けられることもあります。

 

鑑別書

ジュエリーに使用されている宝石について書かれたレポートで、ダイヤモンドだけでなくカラーストーンや真珠などほとんどの宝石や鉱物に付けることができます。どんな宝石でどんな処理をされているかを第三者機関である鑑別機関が検査し発行しているので、購入するときの安全材料となります。

 

鑑定書

鑑定書はダイヤモンドの「4C」の評価が書かれているレポートです。鑑別書と違いダイヤモンドにしか発行されません。4Cはダイヤモンドを評価する「カット・カラー・クラリティ・カラット」の4つの基準のことで、これによりダイヤモンドの価値が大きく変わります。こちらも基本的に第三者機関の鑑別機関を通して発行します。

 

保証書・鑑別書・鑑定書は買取で有利になる

特に鑑別書、鑑定書は宝石の品質に関わる内容が記載されているので、売りに出す時に必要となることが多いです。というのは査定に出すとき、鑑別書・鑑定書が付いているかどうかで値段がかなり変わるためです。特に高品質な宝石や産地で価値が変わるような宝石は鑑別書・鑑定書に書かれている内容によって査定額が変わります。

これは「鑑別書・鑑定書がなくても買取可能」を謳っているところでも基本的には同じです。鑑別書・鑑定書がない宝石には合成石や処理石などの真贋リスクがあるため、一般的な買取専門店では安く査定される傾向にあります。

保証書に関しては、ブランドジュエリーの場合はやはりあった方が良いでしょう。保証書には「●●の製品であることを証明します」といった文言が入っており、そのブランドのものであるという証明書にもなっているからです。

 

紛失や盗難でも必要となることも

また、盗難や紛失があった時に保証書・鑑定書・鑑別書があると非常に心強いです。というのは、もし紛失したジュエリーが見つかり警察に届けられたとしても、それが本当に自分のものであるという証明ができない場合は、警察から受け取りができないことがあるためです。保証書、鑑別書、鑑定書のいずれかを持っていれば、自分がそのジュエリーの所有者であるという証明をすることができます。

筆者が営業していた時に担当したお客様から、非常に興味深いお話を聞いたことがあります。その方は海外で買ったジュエリーが盗難されてしまったことがあるそうです。後にジュエリーが警察に預けられたのですが、お客様はそのジュエリーが自分のものであると証明できるものを持っておらず、返却してもらうことができなかったそうです。このような事態を防ぐためにもこの3つが付属している場合はきっちり保管しておくのが良いでしょう。

ジュエリーを大切に使用するならジュエリーボックスを使おう

ジュエリーを無くさないよう安全に保管するなら、専用のジュエリーボックスを使うと良いでしょう。家に置いておくものから持ち運べるものまで、様々なタイプがあります。

 

トレータイプ

トレータイプのジュエリーボックス

おうちで使う中でも一番ジュエリーを出し入れしやすいのがトレータイプです。ジュエリーを並べて管理するので、どこに何があるか一目でわかります。ジュエリーごとに仕切りがついているものはジュエリー同士がぶつかる心配がありません。日常的につけるお気に入りをまとめておくと毎日のコーディネートが楽になりますよ。

 

ボックスタイプ

ボックスタイプのジュエリーボックス

大容量で多種多様なジュエリーを保管できるボックスタイプ。大切なジュエリーをひとまとめにできるため、ジュエリー好きなら一つ持っていると便利なアイテムです。繊細なパールのネックレスや、時計、バングルなど大ぶりのものも収納できるのが嬉しいですね。

 

持ち運び用ケース

持ち運び用ジュエリーケース

旅行などのお出かけ時に大活躍するのが持ち運び用ケースです。ジュエリーを傷つけずに持ち運びができます。一般的なポーチとは違い、リング指しやネックレスを入れるスペースも個々で確保されているため、宝石同士がぶつからず傷つきにくいのが特徴です。ジュエリーを付け外しするシーンは日常でもたまにありますから、いざという時のために一つ持っておくと安心ですよ。

 

まとめ

今回はジュエリーの付属品と、オススメのジュエリーボックスの種類についてご紹介しました。付属品は普段は必要でなくてもリセールの時に必要となることがほとんどなので、少しでも売却する可能性があるなら保管しておくのがベストです。また、これは一生使う!と決めたものでも将来だれかに譲る可能性もありますから、付属品はできるだけそろっていた方がいいでしょう。

保証書・鑑別書・鑑定書はリセールの時以外にも、いざという時に必要となる場面が出てくるかもしれません。こちらは処分せずにすべて大切に保管しておきましょう。

手持ちのジュエリーが多い方は、必要なジュエリーボックスや付属品のみを残して保管用のジュエリーボックスで管理するのも良いでしょう。

 

 

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