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【12月の誕生石】ターコイズ、ラピスラズリと新たに加わった誕生石

2022.12.05 2023.08.03

【12月の誕生石】ターコイズ、ラピスラズリと新たに加わった誕生石

12月の誕生石といえばターコイズとラピスラズリ。どちらも青色が美しい個性的な宝石です。そして2021年に日本の誕生石が改訂され、新しくタンザナイトとジルコンが仲間入りしました。個性豊かで魅力的な12月の宝石にはどんな魅力があるのでしょうか。

長い旅をしてきたターコイズ

和名でトルコ石とも呼ばれるターコイズ。明るいブルー、爽やかなブルーグリーンが鮮やかな石です。

シンシア K18YG ターコイズ ピアス 1.80ct
シンシア K18YG ターコイズ ピアス 1.80ct

ターコイズの石言葉は?

トルコ石の石言葉は「成功」。見るものを惹きつけるスカイブルーが有名ですが、グリーンのものも存在します。無地で一色のものもありますが、産地によって特殊なクモの巣模様がかかったものもあり、それぞれに魅力があります。

 

ジュエリーだけでなくシルバーアクセサリーにも使用され、精神的なお守りとしての要素もある宝石と言われています。

 

ターコイズの歴史と伝承

ターコイズの歴史は非常に古く、紀元前5000年ごろのメソポタミアでビーズが作られていたことが分かっています。色が鮮やかで加工しやすく、当時の技術でも加工することが出来たのです。

 

トルコ石という名前がついていますが、イランや中国、アメリカが主な産出国でトルコでは産出されません。トルコ石と名付けたのはフランスの買い手たち。トルコを経由してやってくるためトルコ石と呼ぶようになったのがきっかけです。13世紀までは美しい石を意味する「カレース」と呼ばれていました。

 

ちなみに、ターコイズはフランス語でトルコ石を意味する「ターキーズ」に由来しています。

夜空のようなラピスラズリ

12月の誕生石ラピスラズリ

ラピスラズリの石言葉は?

「真実・幸運」という石言葉を持つラピスラズリ。瑠璃色と金色と白色が混じり合う奥深い宝石です。なぜこのように様々な色が混じり合っているかというと、ラピスラズリはいろんな鉱物が混じり合ってできた鉱物だからです。

 

金色に見える部分はパイライト、白色はカルサイト、瑠璃色の部分は主にラズライトで、入っている量によって見た目も変化します。無地の瑠璃色が高品質と言われていますが、金色がバランスよく入ったものを好む人も多く好みが分かれる宝石でもあります。

 

ラピスラズリの歴史と伝承

ラピスラズリもトルコ石同様歴史が古く、紀元前3100年頃のエジプトでビーズやペンダントとして使用されていました。エジプトでは粉末にして薬や化粧品としても使用され、魔除けとして尊ばれていたそうです。

 

仏教徒にとってラピスは平常心を保ち邪心を取り除く力があるとされていました。そのため中国や日本などの仏教国でも広まり、髪飾りやベルト飾りが作られました。世界中で愛される宝石だったことがわかりますね。

ティファニーが名付けたタンザナイト

プリズムジュエルス タンザナイト OV 11.5×15.5mm 10.42ct
プリズムジュエルス タンザナイト OV 11.5×15.5mm 10.42ct

タンザナイトの石言葉は?

紫を帯びた青色が美しいタンザナイトの石言葉は「冷静・神秘」です。タンザナイトが市場に出回ったのは30年ほど前からで、まだ新しい宝石といえます。

 

ブルーサファイアの代用品としても人気がありましたが、現在ではタンザナイトそのものに人気があります。タンザナイトはブルーサファイアよりも大ぶりなサイズが産出しやすく、素晴らしいジュエリーが多く作られています。

 

タンザナイトの歴史と伝承

タンザナイトは元々ブルーゾイサイトという名前でしたが、大手ジュエリーブランドティファニーが産地であるタンザニアの夜のような色という意味をこめて「タンザナイト」と名付けプロモーションをおこないました。徐々に人気が高まってくるなか1989年頃に産出量が増え、お手頃な値段で購入しやすくなり一気に人気の宝石となりました。

 

関連記事:ティファニーのクンツ博士が惚れた宝石クンツァイトとは?その特徴を解説

ダイヤのような輝きのジルコン

アプローズ ジルコン ルース 3.185ct
アプローズ ジルコン ルース 3.185ct

ジルコンの石言葉

「安らぎ・平和」という穏やかな石言葉をもっているジルコンですが、実際は非常にエネルギッシュな強い輝きを放つ宝石です。グリーン、イエロー、カラーレスなどいろんな色がありますが、中でも一番人気があるのはブルージルコン。目に飛び込んでくる気持ちいい青色をしています。

 

輝き方がまるでダイヤモンドのように見えることから、スリランカではカラーレスから淡い黄色のジルコンを「マタラ・ダイヤモンド」と呼んだそうです。名前が近いことからキュービックジルコニアと間違え方がいらっしゃいますが、ジルコンは天然の宝石、キュービックジルコニアは人造石です。

 

ジルコンの歴史と伝承

ジルコンの鉱物の中には44億年前に生成されたものもあり、地球最古の鉱物として知られています。また野生動物やヘビに噛まれるのを防いで旅人を守る力があるとされてきました。ごく最近まではダイヤモンドの代用品としてのイメージが強く、ジルコン自体の人気はそこまでなかったようです。ですが1920年ごろにブルージルコンが登場してからすぐに人気となり、他のカラーも注目されるようになりました。

 

関連記事:ダイヤモンドに負けない輝き!最古の宝石ジルコンの特性と宝石としての魅力

結びに

アプローズ K18WG タンザナイト0.50ct ピアス
アプローズ K18WG タンザナイト0.50ct ピアス

12月の誕生石であるトルコ石、ラピスラズリ、タンザナイト、ジルコンの石言葉と歴史、伝承をお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。誕生石の中でも個性的で人気の宝石が揃っていますから、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。12月が誕生日でない方も、あなたに相応しい宝石があるかもしれませんよ。

 

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