
胸元や襟元を華やかに彩ってくれるブローチ。「使いこなすのが難しい」と感じて出番がないままになっていませんか?実は大人の女性にこそ取り入れていただきたいのが、ブローチを使ったコーデです。
でも着ける位置が決まらず、鏡を見るたびに気になったり、何度も付け直してみたり…。着ける位置を少し間違えただけで、せっかくのブローチがなんだか野暮ったく見えてしまうこともあります。
今回は、大人世代が上品に華やぐ「ブローチの着け方」をご紹介します。ポイントを押さえておしゃれにブローチを活用しましょう。
ブローチは普段使いできる

ブローチというと、「セレモニーの時にだけ使うアイテム」というイメージを持つ方もいるかもしれません。でも実は、ブローチは普段使いにぴったりのアイテムです。シンプルな服にひとつ添えるだけで顔周りが華やかになり、大人ならではの上品なおしゃれを楽しめます。
また、ブローチはネックレスやイヤリングのように身に着ける位置が決まったアイテムではありません。「どこに着けるか」「どんなアイテムに合わせるか」によって印象が大きく変わるのも魅力のひとつです。
ブローチの種類

- 回転ピン…針の先端を溝に合わせ留め具を留める
- タックピン(ピンズ)…洋服に針を刺して裏側から留め具を留める
- ハットピン(ラペルピン)…帽子やジャケットの襟などに着ける
ブローチにはいろいろな種類があり、留め方もさまざまです。代表的な「回転ピン」は針の先端を溝に合わせ留め具をくるっと回して留めます。先端部がロックされるので外れにくく、誤って指に刺す心配もありません。
「タックピン」は「ピンズ」とも呼ばれ、洋服に針を刺して裏側から留め具を差し込みます。帽子やジャケットの襟などに着ける「ハットピン(ラペルピン)」、ストールを留めるのに適した「ストールピン」などもあります。
ブローチはどこに着ける?
ブローチはどんなデザインを選ぶか、どこに着けるかでファッションの印象を大きく左右します。そこが難しくもあるのですが、着け方のポイントを押さえることでおしゃれ度がぐんとアップしますよ。
一番大事なのは位置

ブローチで一番大切なのはデザインよりも着ける位置です。ブローチをどこに着けるか迷ったら、まずは鎖骨の近くを意識してみましょう。モチーフの頂点が鎖骨に少し重なる位置がベストです。顔との距離が近いため顔周りが明るく見えやすく、自然と全体のバランスが整います。
反対に低めのバストラインにつけてしまうと、視線が下がり重たい印象になってしまいます。同じブローチでも位置で印象は大きく変わるので、鏡の前で見比べてみましょう。
ブローチを着ける時は、「洋服にブローチを着ける」という感覚よりも、「洋服を着た自分に着ける」という感覚で位置を決めるのがポイントです。鏡から少し離れて全体のバランスを確認すると、より自然な位置が見つけやすくなります。
左右どちらに着ける?

ブローチは左右どちらに着けるという決まりはありません。右利きの人が多いため、着けやすい左に着けることが多いようです。とはいえ、一番大切なのは全体のバランスです。髪型や襟の形に合わせて位置を変えたりして、自分に似合うバランスを探してみてください。
また、バッグを持つ際は一度バッグを持った状態でブローチの位置を決めるのがおすすめです。肩にかけるタイプやショルダーバッグの場合は、ブローチとバッグの紐が干渉しないように注意しましょう。バッグと反対側につけるとバランスも取りやすくなります。
ブローチの使い方① 洋服に着ける
ブローチはフォーマルにも普段使いにも向いていて、ファッションのアクセントになります。洋服別のパターンをご紹介します。
スーツ

ダークカラーのスーツにブローチを着けると、首元に華やかさが加わり上品な印象になります。落ち着いた色のスーツは顔周りが少し寂しく見えることがありますが、ブローチをひとつ添えるだけで印象が変わります。
ブローチを着ける位置は、襟でも胸元でもどちらでも大丈夫です。ジャケットの襟に着けるなら、真ん中~真ん中より少し上が自然に見えます。ノーカラーなら鎖骨からトップバストの間がベストポジションです。
ワンピース

シンプルなワンピースにブローチを着けるとぐっと華やかになります。鎖骨を目安に、襟ぐりに近い位置に着けるのがおすすめです。
ニット・カーディガン

ニットやカーディガンに着ける場合も鎖骨付近が基本です。カーディガンの場合は、ボタン代わりに服を留めるように使うのも素敵です。
コート

冬のコートは面積が大きくどうしても重たい印象になりがちですが、ブローチを添えるとコーデ全体にアクセントが生まれます。襟があるコートは襟に、胸元に着けるなら鎖骨に近いところが安定して見えます。
ブローチの使い方② 小物に着ける
ブローチは帽子やバッグなどの小物にも使うことができます。手持ちの小物がいつもとちょっと違う印象になりますよ。
ストール・マフラー

ブローチは布を留めるストッパーになります。ストールやマフラーを巻いたら鎖骨の近くにブローチで留めてみましょう。
帽子

シンプルなデザインの帽子にブローチを着けるとワンポイントになって印象が変わります。つばの根元に近い位置や耳の近くに着けるのがおすすめです。
バッグ

バランスを取りながら大小複数つけてもおしゃれですね。穴を開けたくないなら肩紐の部分にブローチを通します。
洋服に穴を開けない工夫

- 洋服と体の間にあて布をする
- 生地の裏側にマスキングテープを貼る
- 波縫いのように針を通す
「ブローチを着けたいけれど、洋服に穴が開くのが気になる」という方もいますよね。そんな時は生地の裏側にフェルトなどのあて布を使う方法があります。あて布は厚みがあって針が通りやすいフェルトなどがおすすめです。ブローチと同じぐらいの大きさに切って生地の裏に当てて針を通しましょう。ブローチのぐらつきと生地への負担を減らし、重みで生地が引っ張られるのを防ぎます。
その他にブローチを安定させる着け方として、針を通す位置の生地の裏側にマスキングテープを貼る、直接刺す場合は波縫いのように針すという方法があります。波縫いのようにすると重みが分散されて穴が開きにくくなり、下を向いてしまうブローチも安定します。
終わりに
ブローチは着ける位置や合わせ方を少し工夫するだけで、印象が大きく変わるアイテムです。普段はあまり使わないという方でも、まずはバッグやストールなどに合わせるところから始めてみてはいかがでしょうか。
なかなか出番がなくて眠っているブローチがあれば、ぜひもう一度取り入れてみてください。いつものコーデに上品な華やかさを添えてくれるはずです。
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