胸元や襟元を華やかに彩ってくれるブローチ。「使いこなすのはちょっと難しいかな」と感じて敬遠してしまう方もいるのではないでしょうか。着ける位置が決まらず、鏡を見るたびに気になってしまったり、何度も付け直してみたり…。使い方のポイントを押さえておしゃれにブローチを活用しましょう。
ブローチの魅力
アプローズ SV950 南洋真珠11mm マルチ0.100ct ブローチ
今どきブローチなんて古い…?そんなことはありません。ここ数年でブローチの人気は高まってきているようです。いろいろな使い方があり自分のセンスでアレンジができること、デザインの種類が豊富なこと。特にヴィンテージやアンティークのブローチは、現代のものにはない味わい深い魅力があります。
ブローチの種類
- 回転ピン…針の先端を溝に合わせ留め具を留める
- タックピン(ピンズ)…洋服に針を刺して裏側から留め具を留める
- ハットピン(ラペルピン)…帽子やジャケットの襟などに着ける
ブローチにはいろいろな種類があり、留め方もさまざまです。代表的な「回転ピン」は針の先端を溝に合わせ留め具をくるっと回して留めます。先端部がロックされるので外れにくく、誤って指に刺す心配もありません。
「タックピン」は「ピンズ」とも呼ばれ、洋服に針を刺して裏側から留め具を差し込みます。帽子やジャケットの襟などに着ける「ハットピン(ラペルピン)」、ストールを留めるのに適した「ストールピン」などもあります。
ブローチの付け方
ピアスやリングなどほかのアクセサリーと違い、ブローチは自分で位置を決めて洋服に直接着けるものです。どんなデザインのブローチを選ぶか、どこに着けるかでファッションの印象を大きく左右します。そこが難しくもあるのですが、着け方のポイントを押さえることでおしゃれ度がぐんとアップします。
左右どちらに着ける?
ブローチは左右どちらに着けるという決まりはありません。右利きの人が多いので着けやすい左に着けることが多いようです。ショルダーバッグを肩にかけるなら、反対側に着けた方がバランスが良くなります。
ブローチを着ける位置
モチーフの頂点が鎖骨の近くか、少し重なる位置がベストポジションです。安定感があり顔が明るく見えます。低めのバストラインの辺りに着けると目線が下がり、背が低く見えてしまいます。コートやジャケットなど襟がある洋服は襟に着けるのもおすすめです。
「洋服にブローチを着ける」という感覚よりも、「洋服を着た自分に着ける」という感覚が大事です。鏡で全体のバランスを見ながら着けましょう。
洋服に穴を開けない工夫
- 洋服と体の間にあて布をする
- 生地の裏側にマスキングテープを貼る
- 波縫いのように針を通す
「ブローチを着けたいけれど洋服に穴を開けたくない」という方もいますよね。洋服と体の間にあて布をしましょう。あて布は厚みがあって針が通りやすいフェルトなどがおすすめです。ブローチと同じぐらいの大きさに切って生地の裏に当てて針を通します。ブローチの重みで生地が引っ張られ穴が大きくなるのを防ぎます。
また、ブローチが安定せずグラグラしてしまうと穴を広げる原因になりますので、針を通す位置の生地の裏側にマスキングテープを貼っておきましょう。洋服に貼る前に穴を開けておいた方が生地へのダメージが少なくなります。
生地に直接刺す場合は、波縫いのように針を通すと重みが分散されて穴が開きにくくなりますし、下を向いてしまうブローチも安定します。
ブローチのお手入れ方法
ブローチの重みで洋服の生地が引っ張られてしまうので、洋服につけっぱなしにせず使い終わったら必ず外しましょう。ブローチの使用後は柔らかい布で拭きます。
ブローチの使い方① 洋服に着ける
ブローチはフォーマルにも普段使いにも向いていて、ファッションのアクセントになります。洋服別のパターンをご紹介します。
スーツ
SV カラーストーン ブローチ|L&Co. – エルアンドコー
ダークカラーのスーツにブローチを着けると首回りが華やかになります。ブローチを着ける位置は、襟でも見頃でもどちらでも大丈夫です。ジャケットの襟に着けるなら、真ん中か真ん中より少し上が自然に見えます。ノーカラーならトップバストと鎖骨の間辺りがベストポジションです。
ワンピース
ワンピースにブローチを着けるとワンポイントコーデになります。鎖骨を目安に、襟ぐりに近い位置に着けるのがおすすめです。
ニット・カーディガン
ニットに着ける場合も鎖骨が基本です。カーディガンはボタン代わりに服を留めることもできます。
コート
ダークカラーで重くなりがちな冬のコートも、ブローチを着けると華やかになります。襟があるコートは襟に、見頃に着けるなら鎖骨に近いところが安定して見えます。
ブローチの使い方② 小物に着ける
ブローチは帽子やバッグなどの小物にも使うことができます。手持ちの小物がいつもとちょっと違う印象になりますよ。
ストール・マフラー
ブローチは布を留めるストッパーになります。ストールやマフラーを巻いたら鎖骨の近くにブローチで留めてみましょう。
ヘアアクセ
ヘアゴムにブローチを刺して華やかなヘアアクセにアレンジすることもできます。ブローチがグラグラして安定しない場合は、市販のUピンを何本か使って固定しましょう。着物を着る時のかんざしの代わりにもなります。
帽子
シンプルなデザインの帽子にブローチを着けるとワンポイントになって印象が変わります。つばの根元に近い位置や耳の近くに着けるのがおすすめです。
バッグ
バランスを取りながら大小複数つけてもおしゃれですね。穴を開けたくないなら肩紐の部分にブローチを通します。
終わりに
ブローチの使い方をご紹介しました。普段の洋服に着けるだけで新鮮な気持ちになれるブローチ。着けたことがないという方もぜひチャレンジしておしゃれの幅を広げてみてくださいね。本記事が参考になれば幸いです。
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